療養費詐取 住吉会の本部事務所捜索

住吉会系の暴力団組長や接骨院を開いていた男らによる療養費の詐欺事件で、うその請求は接骨院が開設された直後から行われていた疑いがあることが、警視庁への取材で分かりました。警視庁は、住吉会の本部事務所を捜索するとともに、当初から療養費をだまし取る目的で接骨院が開設されたとみて調べています。

この事件は、住吉会系の暴力団組長、三戸慶太郎容疑者(49)や、東京・杉並区で接骨院を開いていた辺土名朝紀容疑者(35)ら14人が、おととしまでの2年近くの間に、通院していた人たちの施術回数を水増しするなどのうその申請をして、自治体などから療養費およそ45万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されたものです。

7日、新たに2人が逮捕され、この事件の逮捕者は16人になりました。

三戸容疑者らは配下の暴力団員などを通じて、うその請求で使う健康保険証の名義人およそ1000人を集めていたとみられ、警視庁は7日午前、港区赤坂にある住吉会の本部事務所を捜索しました。

さらに不正な請求は、平成23年6月に接骨院が開設された直後から行われていた疑いがあることが、警視庁への取材で分かりました。警視庁は、当初から療養費をだまし取る目的で接骨院が開設されたとみて、実態の解明を進めています。

警視庁によりますと、調べに対し、三戸容疑者ら11人は容疑を否認しているということです。




http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151107/k10010297581000.html