高齢運転者ひき逃げ続発 静岡県内、10月以降4人

静岡県内で10月以降、70~80歳代の高齢運転者によるひき逃げ事件が相次いでいる。6日には静岡市葵区でミニバイクと接触事故を起こし逃げた疑いで、79歳の男が逮捕されたばかり。同日までの1カ月余りで4人が道交法違反容疑で摘発され、このうち3人が逮捕された。逃走の背景にはいずれも身勝手な判断があるとされ、静岡県警は「正しく対処すれば逮捕されずに済んだ」とし、事故後の通報や救護の徹底を求めている。

10月15日には静岡市駿河区で74歳の女が別の車に衝突して女性にけがを負わせたまま逃走し、同22日には島田市で81歳の男が歩行中の小学生と衝突して走り去った。それぞれ、その日のうちに道交法違反(救護義務違反)などの疑いで逮捕された。

調べに対し、逮捕された運転者は「事故だと思わなかった」「大したことはないと思った」「事故を起こした覚えはない」などと供述したという。

運転者が高齢で、事故が比較的軽微でも、逃走や証拠隠滅の恐れがあると判断されれば逮捕されるケースが多い。福岡県では3日、重体事故を起こして逃げた疑いで93歳の女が逮捕された。90代の逮捕は異例だが、女は事故後に車を修理に出していて、証拠隠滅の恐れが大きいと判断された。

県警交通指導課の担当者は「逃走すると相手の救護が遅れ、自分の刑事責任も格段に重くなり、みんなが不幸になる」と訴えている。




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