浜医大病院に最新鋭手術ロボ 操作性向上、現場期待

浜松市東区の浜松医科大付属病院は5日夜、10月に導入した最新鋭の手術支援ロボット「ダヴィンチXi(エックスアイ)」を報道向けに公開した。既に上部消化管外科の胃切除手術での運用を開始し、11月下旬からは保険適用されている泌尿器科の前立腺手術での使用を始める。

ダヴィンチシステムは、医師が内視鏡の3D映像を見ながら、遠隔操作で鉗子(かんし)と呼ばれる機器を動かして手術する。県内でも4カ所の病院で導入済みだが、この最新機種の導入は静岡県内や国立大で初めてだという。9月時点で国内でも4台に限られる。最新機は、アームのスリム化でアーム同士の干渉が少なくなったほか、可動域が広がるなど操作性が向上したという。

最新機を使った胃がん手術が可能なのは現在、藤田保健衛生大(愛知県)と同病院の2カ所。同病院では10月以降2例を実施した。外科学第二講座の平松良浩助教は「ストレス無く操作できる。安定した手術動作で正確な病巣切除や合併症の発生率低減が期待できる」と話した。

今野弘之病院長は「教育機関として医者、看護師をはじめとする医療従事者の意欲を高める意味も大きい」と述べ、最新機導入を同大の魅力創出につなげたい考えを示した。




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