<辺野古取り消し>沖縄県に是正指示へ…「撤回」拒否受け

沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は6日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設先となる名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消し処分について、撤回を求める政府の勧告を拒否する回答文書を発送した。これに対し、政府は9日にも是正指示の文書を県に送り、埋め立て承認の代執行に向けた手続きをさらに進める。

県は是正指示にも従わない姿勢をみせているため、政府は月内にも代執行を求めて高等裁判所に提訴する方針。菅義偉官房長官は6日の記者会見で「(勧告に)従わないと言っているので、法令に基づいて淡々と(手続きを)行っていく」と述べた。

翁長氏は6日の会見で「承認には取り消すべき瑕疵(かし)(法的な問題)があったので取り消した。勧告に従うことはできない」と述べた。また、同日の那覇市での講演で「是正指示も拒否する。いよいよ裁判だが、沖縄の基地問題を考えるときに重要なのは法律的な問題と選挙。来年1月の宜野湾市長選は(辺野古移設反対に向けて)全力を挙げて頑張っていかなければいけない」と決意を表明した。

翁長氏は6日、今回の勧告など政府の一連の対応の正当性を問う石井啓一国土交通相への公開質問状も発送し、13日までの回答を求めた。




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