税金の無駄1568億円 震災復興、空港や学校整備 理研やJSCの会計不備も 検査院の26年度報告

会計検査院は6日、官庁や政府出資法人に対する検査結果をまとめ、約1568億円(570件)の税金が無駄に使われていたなどとする平成26年度の決算検査報告を安倍晋三首相に提出した。

東日本大震災の復興関連事業をめぐり、交付金の支出が過大だったり基金が目的外に使われたりしていた。自然災害への備えや、空港や学校の維持管理といった安全、安心に関わる分野も重点的に検査し、国費の有効活用を求めた。

また、STAP細胞問題があった理化学研究所や、新国立競技場の建設計画をめぐり紆余曲折した日本スポーツ振興センター(JSC)の会計処理の不備も指摘した。震災を契機に暮らしを支えるインフラ設備の安全管理を求める声が高まる中、より厳しい支出チェックが国に求められる。

無駄遣いなどとして指摘した総額は25年度より約1263億円少なかった。検査院は「大型案件が減ったためで、検査の方針や内容は大きく変わっていない」と説明している。




http://www.sankei.com/economy/news/151106/ecn1511060017-n1.html