ジンバブエの独裁者も辞退…中国の「孔子平和賞」

ノーベル平和賞に対抗して中国の大学教授らが創設した「孔子平和賞」の今年の受賞者に、ジンバブエのムガベ大統領(91)が選ばれたが、ムガベ氏は受賞を辞退した。中国メディアが29日までに伝えた。ムガベ氏は1980年の独立以来ジンバブエの実権を握り、激しい野党弾圧などで欧米から「独裁者」と批判されている。

主催団体は9月、アフリカの平和に貢献したとして、ムガベ氏に授与すると発表。しかし、中国内からも「孔子の名を汚している」と非難の声が殺到していた。

ジンバブエのメディアによると、ムガベ氏の報道官は孔子平和賞が中国政府と無関係であることが分かり、関わらないことに決めたと語った。

孔子平和賞は2010年のノーベル平和賞が服役中の民主活動家、劉暁波氏に決まったことに対抗して創設され、今年で6回目。これまでにロシアのプーチン大統領やアナン前国連事務総長、キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長らが選ばれているが、大半が受け取らず、授賞式を欠席している。




http://www.sankei.com/world/news/151029/wor1510290044-n1.html