JR北海道社員、落とし物詐取 社内検索システム悪用

JR北海道は23日、鉄道事業本部のコールセンターに勤務する男性社員(44)が、落とし物の情報を集約する遺失物管理システムを悪用し、JR札幌駅に保管されていた腕時計の落とし物をだまし取っていたと発表した。JRは男性社員の懲戒免職処分や札幌北署への告訴を検討している。

JR北海道によると、男性社員は勤務時間中の19日午後、札幌駅の「お忘れものセンター」を訪れ、腕時計を自分が落としたと装い、だまし取ったとされる。

ただ同センターの係員の1人は、男性社員が昨年も現金数万円入りの財布の落とし物を引き取っていたことに気付いた。この係員は、札幌中央署の警察官が拾得物の詐取容疑で逮捕されたテレビニュースを見ていたことから不審に思い、上司に相談して発覚した。

男性社員はJRの調査に対し、財布やIC乗車券数枚をだまし取ったと認めた。腕時計は15日に列車内で拾われたもので、男性社員は遺失物管理システムを閲覧し、拾われた状況を把握していた。「腕時計に興味があったが、小遣いが少なかった。仕事の悩みもあった」と話しているという。




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