「地下水ドレン」初放出 第1原発、五つの井戸から8トン

東京電力福島第1原発の建屋周辺の井戸(サブドレン)からくみ上げた汚染地下水を浄化して放出する「サブドレン計画」で、東電は20日、9月の本格運用後初めて、護岸付近の井戸「地下水ドレン」からくみ上げた水を含んだ浄化地下水約822トンを放出した。放出は16回目。

放出した浄化地下水には、今月5日に地下水ドレンからくみ上げた水約8トンが含まれていた。五つある地下水ドレンの井戸からは、最高で1リットル当たり約1万9000ベクレル(今月7日採取)のトリチウムが検出されているが、濃度の低い大量の地下水と混ざり合うため、最終的に濃度が低くなる。

東電と民間の第三者機関による事前の分析結果で、放射性セシウムと、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質はともに検出されなかった。トリチウム(三重水素)は1リットル当たり290~370ベクレルを検出したが、東電の放出基準値(1リットル当たり1500ベクレル)を下回った。




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