不正免震装置の取り換えに着手 御前崎市消防庁舎

東洋ゴム工業の免震装置ゴムのデータ改ざん問題で、消防庁舎の建設を中断している御前崎市は、大臣認定を受けた新たな免震装置への取り換え作業に着手し13日、作業現場を報道陣に公開した。

市によると、消防庁舎の庁舎棟の地下に据え付けられている18基を全てブリヂストン製に換える。9月下旬に作業入りし、今月9日に床を油圧ジャッキで1・5センチ持ち上げた。円柱形で重さ1~1・5トンの免震装置を1日2~3基のペースで取り換えている。13日現在、8基の交換が終わった。

現場では、作業員が狭い空間に体をねじ込みながら免震装置を基礎部分や床面にボルトで固定していた。交換に要する費用約6千万円は東洋ゴム工業が補償する。

今週中に交換作業を終え、建設工事を再開する。すでに外観が出来上がっている車庫棟や訓練棟を含め、全体の完成は当初計画より11カ月遅れ来年8月末の見込み。庁舎棟はことし3月中旬の不正発覚直後から建設を中断している。松林清防災監は「交換作業に着手できほっとしている。安全、安心の防災拠点となるよう建設を進めたい」と語った。




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