高齢ペット用フードが充実=犬や猫も「少子高齢化」

高齢ペット向けフードの品ぞろえが充実してきた。室内飼いが増加した影響などでペットの長寿命化が進む一方、子犬や子猫の数は減少傾向にある。フードメーカー各社は拡大する「シニア市場」に照準を合わせ、栄養バランスや食べやすさに配慮した新商品を相次ぎ投入している。

ペットフード協会(東京)によると、「高齢」とされる7歳以上の飼い犬の割合は5割を突破し、飼い猫も7歳以上が4割を超えている。また、平均寿命は犬猫とも既に14歳を超えており、「人間より高齢化のスピードが速い」と業界関係者は指摘する。

高齢のペットはあごやのどの力が弱り、食が細くなることが多い。ユニ・チャームは今年春に高齢犬用フードを拡充し、9月には18歳以上の「超高齢猫」向け商品を追加。必要な栄養分を増やし、粒を細かくして食べやすくした。稲葉洋恵フード事業部長は「ペットは一生、飼い主と過ごすことが多く、シニア商品の需要は強い」と話す。

米食品会社の日本法人マースジャパンリミテッド(東京)も、高齢のペットが食べやすい、水分の多い商品を強化。犬用では「14歳以上」、猫では「18歳以上」までの商品をそろえた。猫用フード「キャネット」シリーズを扱うペットライン(岐阜県多治見市)も、11歳以上のペット向けにペースト状の「なめる栄養食」を発売した。




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