福祉施設児童虐待問題 被疑者不詳で告発へ 高砂市

療育支援が必要な未就学児が通う児童福祉施設「高砂市立高砂児童学園」(兵庫県高砂市阿弥陀町)で園児への虐待があった問題を受け、同市は10日、暴行の疑いで、高砂署に被疑者不詳で近く告発状を提出する、と発表した。

同園では昨年6月以降、園児の腕につねられたようなあざが見つかるなど虐待が疑われる事例が4件あり、市は今年7月、外部の識者を交えた「個別ケース会議」で2件を虐待と認定していた。

その後、市は同園を所管する福祉部や「職員懲戒審査委員会」で、どの保育士が虐待したのかについて調査。4件は全て同じ女性保育士のクラスであったが、この保育士は「心当たりがない」と話しているという。市は「虐待行為のみを認定し、実行者が特定できないままでは根本的な解決につながらない」とし、告発を決めた。

告発の対象は疑いが出た4件全て。記者会見した登幸人市長は「市立施設で起こった事案で大変遺憾。子どもにおわびする。警察と十分に連携を取り、捜査に協力したい」と述べた。




http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201510/0008472757.shtml