浜松市、手話条例を制定へ 市民の意見を募集

浜松市は手話を言語と認めて理解の促進を図るため「手話言語条例」を制定する。2016年4月の施行を予定し、13日から11月11日まで市民から意見を募集(パブリックコメント)する。県内では同様の条例を定めている自治体はまだないといい、障害の有無にかかわらず誰もが住みやすい地域づくりを目指す。

条例案では手話の理解促進と普及に向けた取り組みを「市の責務」と位置づけた。事業者には聴覚障害者が利用しやすいサービスと働きやすい職場環境の整備を求めていく。

意見募集の要項は市のホームページに掲載。住所氏名や連絡先を記入し、ホームページの入力フォームか郵送で意見を提出する。同市では条例制定に向けた委員会を設け、聴覚障害者や手話通訳者らを交えて検討を重ねていた。

手話言語条例は13年10月に鳥取県が全国の自治体で初めて制定。同県は「手話ハンドブック」を作成して小中学生に配布したり、手話の表現力を競う「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」を企画したりしている。政令市では神戸市が今年4月に初めて制定し、市議会中継に手話通訳を導入している。




http://www.nikkei.com/article/DGXLZO92671850Z01C15A0L61000/?n_cid=TPRN0011