ノーベル賞作家がロシア批判 ウクライナ介入「侵略だ」

今年のノーベル文学賞受賞が決まったベラルーシの作家でジャーナリストのスベトラーナ・アレクシエービッチさんが、受賞決定を受けて8日に行った記者会見で、ロシアのウクライナへの介入を「侵略」と批判した。

アレクシエービッチさんは、第2次大戦、ソ連のアフガニスタン侵攻、チェルノブイリ原発事故、ソ連崩壊といった出来事をくぐり抜けてきた人々への膨大なインタビューを作品にまとめてきた。

ロイター通信によると、アレクシエービッチさんはベラルーシの首都ミンスクで行った記者会見で、親ロシア派武装勢力とウクライナ政府軍が戦っているウクライナ紛争へのロシアの介入について「占領であり、外国による侵略だ」と批判した。さらに「私は人間的なロシア世界を愛している。しかし(旧ソ連の指導者)スターリンや(現ロシア国防相の)ショイグのロシアを愛することはできない」と述べ、現在のロシアとかつてのソ連を重ね合わせて見ていることを明らかにした。

これに対して、ロシアのペスコフ大統領報道官は「彼女はウクライナで起きていることについて前向きに評価できるような情報を持っていないのだろう」と述べた。




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