「1億総活躍相って何?」 第3次安倍改造内閣 兵庫県内有権者反応

第3次安倍改造内閣が7日、発足した。首相は会見で「1億総活躍社会を実現したい」と力を込めた。兵庫県内の有権者の受け止めは-。

姫路市の介護福祉士の女性(50)は、次々に変わる閣僚の顔ぶれに「誰でも務められる証拠では」と冷ややかだ。新ポスト「1億総活躍担当相」にも、「一体何をするのかな」と首をかしげた。

西宮市の会社員女性(24)は「一人一人がどんな人か分からず、期待しようがない」とぽつり。教育関係の仕事をしており、「人材が社会の力。教育、経済政策の面で人材育成に取り組んで」と要望する。

脱サラし、淡路市で就農している男性(29)は若手農家のリーダーだ。農業の自由化に期待を寄せる一方、環太平洋連携協定(TPP)が進めば、廃業するコメの兼業農家が増えると感じる。「土地を集約し専業農家に引き継ぐのが理想だが、急激に進めば引き継ぐ前に荒れ地になる。慎重に対応を」と求める。

兵庫県内の中小家電小売店でつくる県電機商業組合(神戸市灘区)の高畑俊一理事長(59)は、経済閣僚を中心にベテランを配した布陣に一定の評価をする。ただ、2017年4月に予定される消費税増税を前に、「中小の店の話をよく聞き、恩恵が幅広く波及するような支援策を」と注文を付けた。

9月に成立した安全保障関連法に反対してきた日本機関紙協会兵庫県本部(神戸市中央区)の畦布哲志さん(67)は「安保法を強行採決した政権の体質は変わっていない」とばっさり。憲法改正も視野に、来夏の参院選で必勝を期す首相。「経済政策に目を奪われず、国民は政権の本質を見つめるべきだ」と指摘した。




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