交代、兼任「やる気あるのか」=新拉致担当相に被害者家族

7日の内閣改造で、新しい拉致問題担当相に初入閣の加藤勝信氏が就任した。

加藤氏は、安倍晋三首相が掲げる「1億総活躍社会」実現のための担当相との兼務。拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さん(77)は同日夕、担当相が次々代わる上に兼任となったことに「本当にやる気があるのか政府に問いたい」と苦言を呈した。

埼玉県上尾市の自宅で取材に応じた飯塚さんは、今回改造の目玉ポストとの兼任に「専任が望ましい」と指摘。「200%の力を発揮して、拉致問題を100%やってほしい」と厳しい表情で要望した。加藤氏については「まだよく分からないが、総理と親しいことから話がうまく進められるのでは」と若干の期待も示した。

横田めぐみさん=失踪当時(13)=の父滋さん(82)も「新しい大臣は全く知らない人なので不安だ。一生懸命に対応してくれる人だといいが」と表情を曇らせた。

被害者家族の高齢化も気に掛かる。「被害者の両親がそろって健在の家族ももう少ない。一刻も早い解決を望んでいる。年内にでも帰国してほしい」と強く訴えた。見通しがつかない北朝鮮の再調査報告には「報告書に固執せず、被害者の帰国を最優先に動いてほしい」と話した。 




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151007-00000129-jij-soci