肝移植を再開 神戸の民間病院 市の検査後初、通算10例目

神戸市中央区の民間病院「神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC)」で生体肝移植を受けた患者9人中5人が死亡した問題で、KIFMECが6日、中断していた生体肝移植を再開したことが関係者への取材で分かった。

KIFMECでは昨年12月〜今年4月、生体肝移植を受けた8人中4人が死亡。日本肝移植研究会などが移植中止を求めたが、KIFMECは「体制に問題はない」として6月に再開し、翌日に患者が死亡した。神戸市は同月、立ち入り検査を行っており、移植実施は検査後初めて。通算では10例目となる。

KIFMECは9月24日、外部の専門家でつくる評価委員会から、移植体制がおおむね備わっていると評価されたとして、移植再開の方針を明らかにしていた。

評価委員会の委員長を務める上尾中央総合病院(埼玉県)の長谷川剛・院長補佐は「委員会が指名する医師が参加し、再開に当たって求めた条件は満たしている」とした上で「再開したからには手術を順調に進めてほしい」と話している。

一方、KIFMECは「広報担当者と連絡が取れない」などとし、患者等の情報を公表していない。




http://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20151006009.html