自民党議員 露骨な「官邸詣で」 改造にらみ熱帯びるアピール合戦

内閣改造を7日に控え、自民党議員による「官邸詣で」が活発になっている。安倍晋三首相や菅義偉(すがよしひで)官房長官に面会し、自らをアピールするためだ。外遊から帰国した首相が執務を再開する5日から改造直前まで、アピール合戦はさらに熱を帯びそうだ。

首相が米ニューヨークに出発する前日の9月25日、大勢の自民党議員が官邸に押しかけた。この日は海外出張の打ち合わせなどもあり、首相のスケジュールはいつも以上に過密だった。事実上の通常国会閉幕日でもあったため、国会内で衆参両院の議長や与野党幹部にあいさつ回りもこなした。

こうした分刻みの日程のなかで、高市早苗総務相が官邸を訪問。携帯電話の通信料引き下げについて報告した高市氏は記者団に「年末までに一定の方向性を出す」と語り、続投への意欲表明かと話題になった。

ともに当選7回ながら閣僚経験がない今津寛、平沢勝栄両氏らも成人年齢見直しに関して報告したほか、江藤拓衆院農水委員長らが環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への慎重な対応を申し入れた。

この後、河村建夫元官房長官や木村太郎首相補佐官も首相と面会。さらに石破茂地方創生担当相に近い山本有二元金融担当相ら石破派議員の姿も見られた。

党内には今回を逃すと閣僚経験がないままの引退が現実味を帯びる高齢議員もおり、水面下でも激しい“猟官運動”が繰り広げられている。




http://www.sankei.com/politics/news/151004/plt1510040023-n1.html