内閣改造、「目玉」づくり難航=小泉氏は固辞、人材不足否めず

安倍晋三首相が7日に行う内閣改造では、現体制の骨格を維持しながら、どう清新さを出していくかも課題だ。「サプライズ」人事として、若手で知名度の高い小泉進次郎内閣府政務官(34)の抜てきを期待する声が政府内にはあるが、小泉氏自身は固辞する姿勢を崩していない。首相が求める「突破力」のある人材は他に乏しく、「目玉」づくりは難航しそうだ。

今回の改造で、首相は盟友の麻生太郎副総理兼財務相、腹心の菅義偉官房長官ら主要閣僚を軒並み続投させる意向。来年夏の参院選を控え、大幅な入れ替えでスキャンダルのリスクを抱え込むのを避けたいためで、閣僚19人のうち、交代は10人以下となる公算が大きい。

自民党の各派閥は、中堅以上の入閣待機組の処遇を求めているが、人気と実力を兼ね備えた人材は多くはいない。こうした中、取り沙汰されているのが、小泉氏の初入閣だ。衆院当選3回ながら、父の純一郎元首相譲りの弁舌で人気があり、東日本大震災の復興担当政務官としての働きを評価する声も多い。政府高官は「軽量の閣僚ポストなら収まりが良い」との見方を示す。

ただ、小泉氏の起用は、政権浮揚のための「人気取り」と批判される可能性がある。これを見透かしてか、小泉氏は9月末の講演の際、閣僚や官房副長官への就任の可能性を問われ、「まだまだ雑巾掛けの期間がある」と否定。1日には記者団に「(閣僚就任は)ない」と断言した。




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