<中国習氏訪米>「爆買い」展開…旅客機300機4.5兆円

中国の習近平国家主席は23日、米西部ワシントン州の米航空機大手ボーイングの工場を訪問し、旅客機300機の発注で合意するなど「爆買い」を展開している。中国との商談や投資が米経済を潤す構図を示すことで、サイバー攻撃などをめぐる米政府の強硬姿勢を和らげる狙いがあるとみられる。

23日午前、工場を訪れた習主席は、中国国際航空(エアチャイナ)と塗装された機体を背景に、ミュイレンバーグ最高経営責任者(CEO)と握手を交わした。米メディアによると、定価で380億ドル(約4.5兆円)規模。ミュイレンバーグ氏は「今回の訪問は、ボーイングと中国の協力関係に新たな章を開くものだ」と歓迎する声明を出し、中国に内装や塗装などを行う工場を建設することも発表した。

これに先立ち、中国の国有企業が米国企業と米西部カリフォルニア州ロサンゼルスとネバダ州ラスベガスを結ぶ高速鉄道の建設でも合意している。中国側がまず1億ドル(約120億円)を投じ、2019年の開通を目指す。日本勢が主導する米南部テキサス州の高速鉄道計画は、現時点で地元投資家から7500万ドル(約90億円)を集め、開業は21年を予定する。中国は金額でも開業時期でも、日本を上回る計画を打ち出した格好で、日本政府は「対抗心をむき出しにしてきた」と警戒を強めている。




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