福岡県公安委:北九州パチンコ店に「みかじめ料中止」勧告

福岡県公安委員会は15日、県暴力団排除条例に基づき、特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)にみかじめ料(用心棒代)を渡すのをやめるよう、同市のパチンコ店経営の男性(68)に勧告した。同公安委が、みかじめ料を巡りパチンコ店に勧告するのは初めて。男性は2001年以降、約4000万円を支払ったという。

県警によると、男性は7月、工藤会系組長(67)に100万円を支払ったほか、6〜7月、別の同会系組長(59)に計3回総額30万円を渡した。前経営者から01年に経営を引き継いで以降、定期的に払っており、県警に「長年払っているので、当たり前と思っていた。二度と払わない」と話したという。

同公安委は15日、両組長にもみかじめ料を受け取らないよう勧告した。勧告に従わない場合、条例に基づき業者名や組長らの氏名が公表される。

昨年9月に工藤会トップで総裁の野村悟被告(68)を逮捕した「頂上作戦」以降、寄せられた情報で発覚。県警が6月に実施した北九州市の飲食店など約1600店を対象にした調査で、男性は「みかじめ料の要求を受けたことも払ったこともない」と答えていた。




http://mainichi.jp/select/news/20150916k0000m040026000c.html