逃げる移民を蹴った女性カメラマン、世界で怒りの声

ハンガリーのセルビア国境付近で、警察から逃げる移民らに足を引っ掛けて転ばせたり、子どもを蹴ったりする女性カメラマンを写した映像が、世界中で怒りの声を巻き起こしている。

カメラマンのペトラ・ラースロー(Petra Laszlo)さんの行為をめぐる写真や映像、コメントなどを掲載するためにフェイスブック(Facebook)で立ち上げられた「Wall of Shame(恥の壁)」ページは、9日午後までに1万6000人近くの「いいね」を集めた。あるユーザーは、「あなたは、自分の職業の面汚しだ」と投稿している。

映像は、8日夜にソーシャルメディア上で拡散し始めた。その後、ハンガリーの2つの小規模な野党がラースローさんを刑事告発したが、警察による捜査が行われるかどうかは今のところ不明だ。

この出来事はセルビア国境近くの移民集合地点で、数百人の移民が警察の包囲網を突破した時に起きた。映像の中でラースローさんは、子どもを抱えて全力で走る男性にわざと足を引っ掛けたり、走っていた別の子どもを蹴ったりしたとみられる行為が捉えられている。

ラースローさんは後に、ハンガリーの極右政党ヨッビク(Jobbik)に近いインターネット番組放送局N1TVに所属していたことが判明したが、この映像がきっかけで解雇された。




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00000005-jij_afp-int