調査捕鯨水揚げ クジラ肉、釧路の店頭に

釧路沖で5日から行われている調査捕鯨で釧路に水揚げされたミンククジラの肉が8日、釧路市内の小売店の店頭に並んだ。今月は、市内の飲食店がクジラ料理を出す「くじら祭り」など鯨食文化を広めるためのイベントも開催予定で、「くじらの街 くしろ」に旬の季節が到来した。

釧路和商市場では、鮮魚店の店頭に「釧路産生鯨入荷」などと表示され、赤肉が並んだ。この日、約200キロを仕入れた木村鮮魚店は昨年より安めの100グラム450円で販売。朝から旬の味を求める市民や飲食店関係者が来店しており、小林勝行・同鮮魚店部長は「臭みもなく、とにかくうまいから食べてみて」とPR。刺し身にして、ショウガとしょうゆで食べる他、「ごま油と塩でもおいしいよ」と話す。

同市場では12日午前11時から、釧路くじら協議会と釧路地域おさかな普及協議会が「秋の鯨肉普及キャンペーン」と銘打ち、クジラの竜田揚げとクジラ汁を各200食無料提供する。

また、17~19日には、釧路市や釧路市漁協などでつくる釧路くじら協議会が恒例のくじら祭りを開く。期間中、市内の飲食店がクジラ肉を使った1食500円の特別メニューを毎日最低20食を提供するイベントで、今年は過去最多の29店が参加する。市水産課の担当者は「各店が工夫し、さまざまな料理を低価格で用意するので、ぜひこの機会にクジラの味を楽しんでもらいたい」と話す。




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