「神戸山口組」の拠点に 淡路島はシチリアになってしまうのか

山口組を離れた「神戸山口組」が兵庫県の淡路島に拠点を置くという。淡路島は、神戸山口組に参加する侠友会(兵庫県淡路市)の本部がある場所だ。

新組織では山健組の井上邦雄組長がトップになることが決まっている。山健組の本部は神戸市にある上、「神戸山口組」を名乗るにもかかわらず、なぜ、淡路島に拠点を置くのか。

「従来の山口組の本部は神戸市にある。今、拠点を神戸市に置けば、2つの拠点が神戸市に存在することになり、大義名分が立たない。神戸山口組としては、とりあえず淡路島に拠点を置くが、近い将来、神戸市を明け渡せよという意味があるのではないか。あと、いざ攻め込まれたら、空からでもない限り、淡路島のほうが安全だからです。現に淡路島にある侠友会の本部は、有刺鉄線が張り巡らされていて“要塞化”している。緊迫した状態は続いています」(現地で取材している暴力団問題担当記者)

突然、拠点を置かれ、抗争の現場になりかねない淡路島。たまったもんじゃないのが、島民だろう。観光業にも大ダメージを与えるのは必至だ。

「一般の宿泊客から、相談の電話はありました。やはり、不安があるようです。観光に影響がないとは言えません。ただ、不確定の情報もありますから、今までどおりご案内しています。こちらから何かアクションを起こすのも怖いですから、静観するしかないんです」(淡路島観光協会)

淡路島といえば、今年3月には男女5人刺殺事件があったばかり。シチリア島のようになってしまうのか。




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