山健組本部を捜索=山口組分裂新組織の中心―詐欺容疑・大阪府警

高齢女性からキャッシュカードを詐取するなどした事件に関与した疑いが強まったとして、大阪府警捜査2課と4課は9日午前、詐欺容疑で、国内最大の指定暴力団山口組から離脱した山健組の本部事務所(神戸市)など関係先数カ所を家宅捜索した。
 
山口組からは山健組や宅見組(大阪市)、侠友会(兵庫県淡路市)など13団体が離脱。山健組の井上邦雄組長を頂点とする新組織「神戸山口組」が結成されたとみられている。

山口組の分裂後、山健組に対する警察当局による捜索は初めて。今回の捜索は、詐欺事件の全容解明を目指すとともに、新組織について情報収集を進める狙いがあるとみられる。

事件では、山健組傘下組織の組員平沢康彦容疑者(51)らが8月、他の者と共謀し、愛知県高浜市の80代女性からキャッシュカードを詐取するなどしたとして逮捕された。

府警によると、平沢容疑者らは警察官などを装って中国から電話をかけ、「キャッシュカードが偽造されているかもしれない。調べる必要があるので暗証番号を教えて」などとうそを言ってカードを詐取。現金を引き出されたケースもあり、府警は同容疑者らのグループによる被害は総額約1億4000万円に上るとみている。




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