家賃滞納、1億8400万円に 伊賀市営住宅

伊賀市は四日、市営住宅の家賃の滞納金が総額で一億八千四百万円に上っていることを明らかにした。最も長く滞納している入居者の滞納期間は三百十七カ月(二十六年五カ月)だった。安本美栄子市議(かがやき)の一般質問に答えた。

市によると最も長く滞納している入居者は一九八六年に市営住宅に入居した。この年から支払いが滞り始め、二十九カ月分は支払ったが累計で百六十五万円を滞納している。市は訪問面談や電話で支払うように呼び掛けてきたが、今年四月以降は入居者の行方がわからなくなっている。

市営住宅は三百二十三棟千六百二十六戸があり、七月末で千三百七十一戸が入居している。これまでの滞納件数は六百十三件で総額一億八千四百万円。少なくとも一九七五年から始まっている。二〇一四年度は家賃一億一千三百万円のうち、約一割の千五百万円が支払われなかった。滞納者の多くは、支払うお金がなかったという。

市の条例では家賃を三カ月滞納すると市は退去を求めることができるが、建設部の北山太加視部長は「各入居者の状況を考えると、強制的に退去させることはできなかった」と明かす。北山部長は今後について「入居者の事情を考慮し、話し合いの結果によっては法的措置を取る場合もある」と話した。




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