<最終処分場>住民猛抗議 再び調査中断

東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場建設をめぐり、宮城県内の3候補地で昨年秋から現地調査を中断している環境省は31日午前、28日に引き続き現地を訪れた。しかし加美町で住民らの猛抗議に遭い、作業着手をいったん見合わせた。環境省は同日午後にも着手を試みた。

3候補地のうち、加美町田代岳には住民ら約350人の住民が集まった。環境省職員と作業員12人が午前10時に現地入りしようとすると、町道をふさいだ住民らが「処分場建設反対」などと書かれたのぼりを掲げ激しく抗議した。

環境省東北地方環境事務所の東利博保全統括官が28日と同様に「道を開けてほしい」と協力を求めたが、住民は拒否。10分ほどで環境省側は引き返した。

栗原市深山嶽には住民ら約30人、大和町下原にも約60人が集まった。加美町での調査見合わせの知らせを受け、両地区を担当する環境省職員もいったん撤収した。

環境省は昨年10月に3候補地の現地調査を開始。候補地を1カ所に絞り込むためボーリング調査の準備作業を始めたところ、加美町で住民の抗議を受け3カ所とも中断した。ことし初めて28日午前、午後に1回ずつ現地を訪れたが、いずれも作業着手を見合わせた。




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