違法状態だったBBQ施設 横須賀市長認識も営業継続

横須賀市100%出資の一般財団法人「シティサポートよこすか」が市有地で、建築基準法に違反した状態で1カ月にわたりバーベキューの施設を営業していたことが28日、分かった。吉田雄人市長も違法と認識していたのに、営業が継続されていた。田辺昭人氏(自民)が市議会本会議での一般質問で指摘し、明らかになった。

答弁などによると、バーベキューの施設は、シティサポートが運営し、地場産品の販売などを行っている「よこすかポートマーケット」(同市新港町)の駐車場(市有地)に開設。具体的な運営は、シティサポートが委託した事業者が行っていた。

6月の開設直後に匿名の通報が入り、違法状態であることが判明。飲み物の販売を行う施設としてコンテナを使っていたが、木の箱の上に置いてあるだけで定着しておらず、基準法が定める基礎の基準を満たしていなかった。さらに、コンテナを設置して使う場合に得なければならない建築確認の申請を出しておらず、基準法に二重で違反していた。

1カ月にわたって違法状態が続いた経緯について、市都市部は「口頭で指導していたが一向に止まらず営業しているので指示書を出した。その結果止まった」と説明した。

また、吉田市長は質疑の中で、委託先の事業者の役員には知人がおり、金銭的な支援を得たことがあることを明らかにした。「公選法に基づく正当な手続きであると思う」と述べた。

田辺氏は「シティサポートに長年勤めているプロが、建築確認申請を忘れたなんてありえない。まったく納得できない。事業者は、法令を順守する事業者であるべきだ」などと指摘した。

横須賀市の吉田雄人市長が市議会で虚偽答弁をしたと指摘されている問題で、吉田市長は28日、「そのように感じさせる答弁になったことは、率直におわびする」と述べた。市議会本会議で、大野忠之氏(自民)と大村洋子氏(共産)の一般質問に答えた。

両氏はこの問題に関する報道への見解を求める形で質問。市長は「私自身は虚偽答弁をしたという認識はない」とした上で、「そのように感じさせ、また、誤解を与えるような答弁になったことは、率直におわびする」と述べた。

大野氏は「市長は誤解を招くような答弁だったと言っているが、事実と異なる答弁は、うその答弁になる」。大村氏は「しどろもどろの答弁を繰り返した揚げ句、港湾部長に責任を負わせるような発言で終わったことは、到底許されない」と指摘した。




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