小児補助心臓、治験で全員生存=平均8カ月半装着、2年超も―東大など

厚生労働省が今年6月に国内で初めて承認した小児用の補助人工心臓について、東京大医学部付属病院の小野稔教授は29日、同病院と大阪大医学部付属病院、国立循環器病研究センターで2011年から医師主導治験を行った詳細な結果を発表した。

重症心不全の子ども9人が平均8カ月半装着して全員生存し、装着期間が2年を超えた例もあった。

9人は生後3カ月から13歳までの男女で、拡張型心筋症や心筋炎後心筋症など。補助人工心臓を装着後、5人が国内外で心臓移植手術を受け、残り4人が移植待機中。重症心不全の子どもが1カ月を超えて使える補助装置は国内にはなかった。

この補助人工心臓はドイツ・ベルリンハート社の「EXCOR」。昨年11月に厚労省に薬事承認申請があり、日本小児循環器学会などの要望を受け、異例の早期承認に至った。体内の血液ポンプが外部の駆動装置とチューブでつながっており、ポンプのサイズは子どもの体格に合わせて6種類ある。




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