オスプレイ搭乗 周辺首長に打診 米軍横田基地、2市断る

在日米軍横田基地(東京都福生市など)が、九月一日に行う防災訓練の際に垂直離着陸輸送機オスプレイに体験搭乗するよう、周辺自治体の首長に打診していたことが分かった。墜落事故が相次いでいる同機の安全性をアピールする目的とみられる。福生市、武蔵村山市は搭乗を断った。

福生市によると、基地の広報担当者から八月下旬に電話があり、構想段階だとした上で「防災訓練で市長にオスプレイに乗ってもらえないか」と要請があった。しかし、加藤育男市長の意向で断った。

武蔵村山市によると、同市にも要請があったが、「藤野勝市長はもともとオスプレイに乗る意向がない」と拒否したという。

また立川市は取材に「コメントできない」と回答。昭島市は「要請は受けていない」としている。立川、昭島、福生、武蔵村山、羽村の五市と瑞穂町は基地対策連絡会をつくり、安全対策などを要望している。

昨年八月三十一日の同基地の防災訓練では、空軍と海兵隊の連携を確認する目的で、沖縄・普天間(ふてんま)飛行場所属のMV22オスプレイ二機が飛来した。 




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